2015年1月8日木曜日

入:長年の宿題


よくわかる心理統計(山田剛史、村井潤一郎・著、ミネルヴァ書房)
統計学入門(東京大学教養学部統計学教室・編、東京大学出版会)
確率パズルの迷宮(岩沢宏和、日本評論社)

今年の個人的なテーマを「統計学」とする。

長年、なんなら学生のころから30年近い間、
「統計学を本格的にやらなくては」という思いが常にあった。
パチンコを打っていたときも、株のシステムトレードを始めてからも、ずっとだ。

だいぶ遅れたが、今ならまだ間に合う。
モチベーションがちょっと高まっている今を逃したら、
もう二度とチャンスはない気がする。
今年は、他のことは捨て置いてでも統計学に打ち込む所存だ。

とりあえず、やった記憶のうっすらとある心理学周りの統計から攻めてみようか。

読了指数
今回:-3
合計: -82

2014年12月14日日曜日

入:人は集まるとどうなるのか


群衆心理(ギュスターヴ・ル・ボン、櫻井成夫・訳、講談社学芸文庫)

相場心理に通じるところがあるのか、が興味。

読了指数
今回:-1
合計:-79

2014年11月28日金曜日

入:大事件


筋場理論 囲碁400年の歴史を変える究極の打ち方』(依田紀基、講談社)

大仰なタイトルだと思われるかも知れない。
しかし、400年というのは日本に囲碁のプロ棋士制度ができてからの年数であって、
囲碁というゲームができてからは2000年以上はたっているらしいので、
むしろ控えめなタイトルであるとも言える。

なんでも、「筋」、すなわち「石が働いている形」という、
今までは厳しい訓練によって体にしみこませるしかなかったようなものを
はじめて理論的に説明し、アマチュアにもわかるように示した、
ということらしい。
画期的などという言葉では収まらない、大事件ではないだろうか。

読了指数
今回:-1
合計:-78

2014年11月11日火曜日

出:勝負のパラメーター


項羽と劉邦〈下〉 (新潮文庫)
項羽と劉邦〈下〉』(司馬遼太郎、新潮文庫)

楚漢戦争、決着。

トレーダー目線で見ると、戦争のからむ歴史物というのは
いろいろと勉強になる。

武力や勇猛さに固執した項羽と、
戦はからっきし下手だが、食料や兵員の確保の面で上回った劉邦。

勝つために大事なのは何かということは、見誤りやすい。
勝負には多くの側面があるのに、ほんの一部分しか見ていなければ、勝てないのだ。
戦場での戦闘は実は戦いのほんの一部であり、その前の準備の段階で
ほとんど決着はついている。

そういえばドラマのほうはまだ録画を見終わっていない。
こっちの決着もつけねば。

読了指数
今回:+1
合計:-77

2014年10月29日水曜日

入:100人斬り


百人百色の投資法 Vol.1──投資家100人が教えてくれたトレードアイデア集(JACK、パンローリング)

このシリーズの何巻目かにさる知り合いが登場するらしいので、どうせなら全巻そろえることにする。

読了指数
今回:-1
合計:-78

2014年9月17日水曜日

入:(下)


項羽と劉邦〈下〉(司馬遼太郎、新潮文庫)

さて、いよいよ佳境。大河原上なら決して読まない巻。

読了指数
今回:-1
合計:-77

2014年9月14日日曜日

出:ガオと司馬


項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)
項羽と劉邦〈中〉』 (司馬遼太郎、新潮文庫)

引き続き、ドラマと平行して読む。
秦と楚の争いから、楚漢戦争へ。

ときに過剰な演技で感情的に盛り上げるドラマに比べれば、
この本の描き方は淡々として見える。
その違いは、あたかも項羽と劉邦の違いのようだ。

ドラマとの平行読みは、今のところ大成功だ。

読了指数
今回:+1
合計:-76

2014年9月11日木曜日

出:そこに問題があるから


まるごとパズル へやわけ
まるごとパズル へやわけ』(ニコリ)

<<音声は変えてあります>>
「やめられなくなっちゃうんだよねー。
この問題解きおわったら、やめとこうと思っても、
解いた瞬間、ページをめくって次の問題やってるんですよ」
──それはなぜなんですか?
「わかんないよ。
オレなんかにわかったら医者とかいらないでしょ?
・・・でも、まあ、問題がいいのかな。
酒と同じだよ。いい酒は、いくらでも飲めるんだよ。
あれと同じ」
──お酒もお好きなんですか。
「いや、オレは酒飲まない。カミさんに聞いた話」
──体のほうは大丈夫ですか?
「体に悪いってか?そんなことわかってんだよ、オレだって。
手が痛てーんだよ。仕事でもこんなんなったことないよ。
腰とか肩とか、あっちこっちヤバいしな」
──そんなにしてまで、なぜ。
「達成感?征服感? なんかそんな感じ?
山と同じだよ。もの凄い苦しい、死ぬ思いをして登ってさ、
もうやめる、もう山なんか来ないと思ってても、
登頂した瞬間、全部吹っ飛んで次の山に登りたくなっちゃうのさ」
──登山をなさるんですか?
「するかよ。 誰が登るんだ、山なんて」
──罪悪感は。
「・・・ないと言ったら嘘になる。
『こんなことやってる場合じゃない』感が
ハンパじゃない。
こんな時間があったら、仕事もできた、子供と遊ぶこともできた、
とか考えると、つらくなるときもある。
でも、それも含めて快感、ていうか。
道ならぬ恋みたいなもんでさ。
背徳感があるからこそ、関係にのめり込んでいくわけでね」
──そういうご経験が?
「 何だお前、さっきから。経験がなきゃダメなのか。
大体、酒飲んだり山登ったり不倫したりするヤツが、閉じこもってパズルなんか
すると思うか?」
──いえ、まったく。
「てめえ、おちょくってんのか!!」
──あっ、暴力は。
「んだとぉこらぁ!!ってやるっつ-んだよ!!
あれ?問題がねーじゃねーか。
パズル持ってこい!!ってコイッつーんだこらぁあ!!」

読了指数
今回:+1
合計: -77

2014年8月29日金曜日

入:パ豪


まるごとパズル へやわけ(ニコリ)

俗に、「飲む、打つ、解く」という。

飲む方面の廃人を酒豪といい、
解く方面の廃人をパ豪という。

坂本タクマはパ豪を目指す。
『パズル放浪記』のような仕事の依頼があれば、
一も二もなく引き受けよう。

それにしても、そこら辺のコンビニなんかで
誰にでも簡単にパズルが手に入る日本て、
なんなんだろう。

読了指数
今回:-1
合計:-78

2014年8月19日火曜日

入:少女に何が


乗り物と少女の描き方: 自転車から戦車までの描き方全解説!(コミック・ドロウイング編集部、誠文堂新光社)
スコット・ロバートソンのHow to Draw(スコット・ロバートソン、トマス・バートリング著、ボーンデジタル)

滅多に描かない乗り物を描く機会があり。その資料として。

それにしたって、『乗り物と少女』って。
なんだか、買いづらいじゃないか。
そらあ、乗り物と一緒に描くものといったらほとんど少女に決まっているのだが。

『乗り物と大男の描き方』という本もあればなおよし。

読了指数
今回:-2
合計:-77