2018年7月9日月曜日

出:マジで1日にしてならず


ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) (新潮文庫)
ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下)』(塩野七生、新潮文庫)

知力や体力、経済力などで周辺民族に劣っていた古代ローマ人が、
なぜあれほどの大帝国を築くことができたのか。
それを考える書。

その前に、なぜ、一時期このシリーズを世のおじさん達がこぞって読んでいたか
ということがずっと気になっていた。
読みかけては挫折する、ということを何度か繰り返し、
買ってから16年たって、 ようやくここまで読めた。

それで気付いたのは、これは多分年齢的なことだということ。
おじさん達が読んでいたのも、少しとはいえ、オレが読み通せたのも。
これを読める年齢に、ようやく上がって来たんだと。

で、このシリーズ、買ってあるのがあと5冊ある。
全体では文庫本で43冊出ている。
気が遠くなるが、ローマ人がイタリア半島を統一するのに
500年かかったことに比べれば大した道のりではない。

読了指数
今回:+2
合計:-117