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2025年3月2日日曜日

入:ルール読みの極地

 『公認野球規則2025』(日本プロ野球組織/全日本野球協会=編、ベースボールマガジン社)

ルールを読むのが好きだ。
中学の時には体育の副教材のスポーツルール集を熟読していた。
アメフトにハマった時はNFLのオフィシャル・ルールブックを買った。
これhさすがに読み切れなかったが。

麻雀は、ルールを覚える過程が一番楽しかった。
そののちに、麻雀のルールをいろいろいじる漫画を掻く仕事をした。

今は、ボードゲームのルールをネットで読むのが趣味のようになっている。
さすがに実際に遊んでみないことにはそのゲームが
面白いかどうかはわからないが。

で、野球のルールはちゃんと読んだことなかったな、と思って買ってみた。
200ページ以上ある。
読みでがある。

読了指数
今回:-1
合計:-106

2020年5月27日水曜日

入:企画勝ち


数研講座シリーズ大学教養 線形代数』(加藤文元・著、数研出版)
チャート式シリーズ 大学教養 線形代数:』(加藤文元・監修、数研出版編集部・編著、数研出版)

「高校の教科書のように書かれた大学数学の教科書」と
「高校生向けの参考書のように書かれた大学数学の参考書」
という企画。
しかも本当に高校生向けの教科書や参考書を出している出版社がやる。
有名な『チャート式』の数研が。
これほど勝利の約束された戦いはない。
末永く売れ続け、倉が建つ。

読了指数
今回:2
合計:-118

2020年4月18日土曜日

出::政治家必読




群衆心理(ギュスターヴ・ル・ボン、櫻井成夫・訳、講談社学芸文庫)

今ほど、群集心理がはっきり見えるときはない。
新型コロナウイルスの蔓延に伴って、様々な噂やデマが流れた。
トイレットペーパーがなくなる、という情報は完全にデマだったが、
信じた人が買いだめに走り、それを見た人がつられて買い、
という状況が報じられるとさらに人が店に殺到し、
本当に棚から消えた。あっという間に。
報道では「なくなることはないですから冷静に」と
呼びかけていたが、効き目は薄かった。

一人一人は知的で理性的なな人々も、
寄り集まってある条件により群集と化すと、
完全にバカになって同じ方向に走り出す。
理屈は通用しない。
相場本によく書いてあることだが、
120年も前にこの古典が指摘している。
本当に一箇所に集まる必要はない。
地理的に離れていても、群集にはなり得る。
今や世界中がひとつの群集だ。

群集は指導者を欲する。
このあたりから、本書は政治色jが濃い。
フランス革命の英雄にして大罪人、ロベスピエールやナポレオンが
俎上に載せられる。
読んでいると、現代のあの人やあの人のことを
言っているんじゃないかと思えてくる。

指導者には明晰な頭脳など必要ない、
そんなものは群集を導く上では邪魔になるだけだ。

「指導者は、特に狂気とすれすれのところにいる興奮した人や、半狂人の中から排出する。」

オレではない、著者のル・ボンが言っている。
しかし、あの人やこの人のことじゃ・・・・

民主主義って大丈夫なのか、と思わざるを得ない昨今だが、
この本を読むとますますその感が強くなる。
群集たる選挙人を籠絡するのに、候補者が備えるべきなのは「威厳」であって、
能力面は関係ないらしい。
その上で、選挙人には、途方もない、ウソとしか言いようのない約束をも躊躇なくする。
さらに、

「反対派の候補者については、これが、とんでもない破廉恥漢であって、幾多犯罪を犯した事実を知らぬ者はないということを、断言と反復と感染の手段によって、人々の頭に植付けて、相手を粉砕すべく努めなければならない。もちろん、その証拠らしいものを何ら探し求める必要はない。」

オレじゃない、ルボンルボン。
いやしかし、本当にこういう手法でもって、半狂人が
選挙に通っちゃってることがあるんじゃないのか?え?
100年以上前に書かれたにも関わらず、あんな人やこんな人の出現を
預言しているかのようで空恐ろしい。

ただ、ル・ボンは群集の負の側面だけを書いているわけではない。
群集の力は、ときにとてつもない偉業を成し遂げる。
革命もそのひとつだろうし、ウイルスに打ち勝つのも、
群集の力なくしては難しいだろう。

現代の基準からいったら決めつけが過ぎるんじゃないか
と思えるところもあるが、
心理学や社会学の礎を築いた本のひとつであり名著であることは間違いない。
自分が危険な群集の一員と化さないためにも、座右に。

読了指数
今回:+1
合計:-116

2020年1月5日日曜日

入・出:新しい常識




セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』(蛭川皓平・著、岡田有輔・監修、水曜社)

こういう本が大好きだ。
データによって、人々が見落としている事実を発見する。主観に基づくのではなく、あくまで客観的に。

昔からそう言われているから、というだけで正しいと鵜呑みにするのではなく、正しいとも正しくないともわからない、と、いっぺんニュートラルな位置に立って、データを調べ直してみる。
そうすれば、常識にとらわれていたときにはわからなかった新たな世界が開けるかも知れない。

送りバントはして欲しくない。これは、オレが野球を見ながらここ数年ずっと思ってきたことだ。
バントなどせずブンブン振って、得点のバラツキを上げ、それによって格上のチームに勝つ。そういうことが可能なんじゃないかと思っていたのだが、本書にはそれ以上のことが書いてあった。
プロ野球において、ほとんどのケースで送りバントは得点の期待値を下げる。得点をする確率も下げる。ピッチャーなど打力の著しく劣る選手が打席に立つときを除き、単純な送りバントは愚策と言っていい。
「ほら見ろ」と言いたい。

2017年の楽天イーグルスは、開幕からしばらくの間「1番・茂木、2番・ペゲーロ、3番・ウィーラー、4番・アマダー」という打線を組んでいた。2番打者に送りバントをさせる、という従来の常識を完全に捨て去っていた。素晴らしかった。勝ちまくった。
ところが、シーズン途中に茂木とペゲーロをケガで欠くと、バントを多用するようになった。チームは転落し、優勝を逃した。バントのせいとばかりは言えないが・・・少なくとも、3割前後打つ銀次にバントをさせるのはどんなケースでも大悪手だ。

そのほかにも、「盗塁は得点を増やすのにあまり有効ではない」とか、「打たせて取るピッチングは存在しない」とか、セイバーメトリクスが明らかにしてきた様々な事柄が議論されている。野球の見方が変わる。
シストレに応用できそうな考え方もいろいろあったし、刺激的。

読了指数
今回:±0
合計:-117

2019年6月4日火曜日

入:巨匠の仕事

ライナー・クニツィアのダイス・トランプゲーム集』(ライナー・クニツィア【著】、竹田原裕介【訳】、スモール出版)

ボードゲーム界の巨匠による、トランプやサイコロなど、簡単な道具だけでできるゲーム集。最初の何個かを読んだだけで、もう面白い。遊びたい。いいなあ、こういう仕事。

読了指数
今回:-1
合計:-118

2019年3月8日金曜日

入:アートであーる。


アート・オブ・Rプログラミング』(Norman Matloff・著、大橋真也・監訳、木下哲也・訳)

けっこうデータをいじっている。Rも、触り始めてから年数だけはたっている。けれども、ちっとも上達しない。何をするにもネットで調べて、そのたびに「ああ、こんな書き方もあったのか」と必ず思う。Rはどこまで深いのか、オレはどこまで浅いのか、いつになっても知れない。
ここらで一念発起し、Rに堪能になっておきたい。それで手に取ったこの本であるが、やはり1ページごとに「ああ、こんな書き方もあるのか」の連続である。ただし、ネットで調べるよりも「なぜそうなるのか」というわけがわかるのがよい。読み通せば、もうRのプロと言ってもいいだろうな。

読了指数
今回:-1
合計:-117

2019年1月7日月曜日

入:ハードカバーでソフトな統計学


データ解析のための統計モデリング入門──一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC』(久保拓弥、岩波書店)

データに親しむ1年にしたい。
最初の1章を読んだが、わかりやすくするための配慮が素晴らしい。特に、訳語・記号・記法についての説明が類書になく丁寧で、読み進める際の苦労がぐっと減りそうだ。

読了指数
今回:-1
合計:-117

2018年12月14日金曜日

入:いつになったら積ん読を解消するのか?


たのしいベイズモデリング──事例で拓く研究のフロンティア』(豊田秀樹・編著、北大路書房)

大変に興味深い様々なテーマについて調査し、統計的に分析している。
例えば
「歴代M-1グランプリで最も面白いのは誰か」
「いつになったら原稿を書くのか?」
「本当に麻雀が強いのは誰か?」
など。
読みこなすにはベイズ統計の知識が必要だが、結論だけ見てもかなり面白そうだ。

読了指数
今回:-1
合計:-116

2018年8月19日日曜日

入:すべての歴史はネタバレしている


一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』(山﨑圭一、SBクリエイティブ)

世界史を勉強しなおすにあたり、動画授業を探していて行き当たったのが

世界史20話プロジェクト

なのだった。
受験世界史に苦しむ高校生から、学び直しの社会人まで、幅広く支持されている非常にわかりやすい授業だ。

この本は、その動画を公開している現役高校教師が書いた世界史の入門書。
最初のほうを読んでみたが、動画に出てきた解説がギュッと凝縮されていて、ズンズン読めそうだ。
このまま読んでいくと、今読んでいる『ローマ人の物語』のネタバレが起きるわけだが・・・
気にしすぎか。

読了指数
今回:-1
合計:-115

2018年6月2日土曜日

入:一億円の英文法


一億人の英文法』(大西泰斗、ポール・マクベイ【著】、株式会社ナガセ)

4月からラジオ英会話を聞き始めた。
その内容に心打たれたため、講師の著書を買ってみた。
帯によれば、50万部突破という大変に売れている本だ。
著者は1億円くらい儲かってるんじゃないかと思う。

読了指数
今回:-1
合計:-119

2018年5月16日水曜日

入:ツボる出版


ボードゲーム デザイナー ガイドブック 〜ボードゲーム デザイナーを目指す人への実践的なアドバイス』(トム・ヴェルネック【著】、小野卓也【訳】、スモール出版)

このスモール出版という会社、いろいろツボを突いてくる。ここの本だけで一生遊べる。
この本は遊ぶというよりは作るほうのの解説書。作って売るところまでをカバーする、現実的にして夢のある本。

読了指数
今回:-1
合計:-118

2018年2月14日水曜日

入:事後書籍


基礎からのベイズ統計学』(豊田秀樹・編著、朝倉書店)

入門ベイズ統計学』を読んでいて、ちょっと何言ってるかわかんなくなったので
本を変えてみる。
こちらのほうが演習問題が多くてよさそうだ。

読了指数
今回:-1
合計:-117

2017年11月14日火曜日

入:油圧

『多変量データ解析法─心理・教育・社会系のための入門』(足立浩平、ナカニシヤ出版)

多変量解析という言葉に心躍る。
今までつるはしでデータを掘っていたところに、いきなり重機を持ち込むようなイメージを持っている。

読了指数
今回: -1
合計: -111

2016年11月12日土曜日

入:敵か味方か


ビッグデータと人工知能』(西垣通・著、中公新書)

AIが敵なのか味方なのか。まずはそのあたりから考えていかなければならない。
できるならば敵とせず、味方としたい。

読了指数
今回:-1
合計:-108

2016年11月5日土曜日

入:何知能だ


スタンダード・オリジナル数学III』(数研出版編集部・編、数研出版)
国公立標準問題集 CanPass 数学III』(桑畑信泰、古梶裕之・著、駿台文庫)
ためせ実力! 数学検定準1級実践演習』(中村力・著, 日本数学検定協会・監修、森北出版)
天に向かって続く数』(加藤文元, 中井 保行・著、日本評論社)
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装』(斎藤康毅・著、オライリージャパン)

なんかそんなんばっかりであるが。

読了指数
今回:-4
合計:-108

入:何知能だ

スタンダード・オリジナル数学III』(数研出版編集部・編、数研出版)
国公立標準問題集 CanPass 数学III』(桑畑信泰、古梶裕之・著、駿台文庫)
ためせ実力! 数学検定準1級実践演習』(中村力・著, 日本数学検定協会・監修、森北出版)
天に向かって続く数』(加藤文元, 中井 保行・著、日本評論社)
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装』(斎藤康毅・著、オライリージャパン)

なんかそんなんばっかりであるが。

読了指数
今回:-4
合計:-108

2016年5月3日火曜日

入:安い買い物


新数学Plus Elite数学1・A (清史弘、駿台文庫)

大変分厚い参考書。
このボリュームでこの値段なら、買わないと損だ。
もはや病的か。

読了指数
今回:-1
合計:-105

2016年3月29日火曜日

入:汝の積みを数えよ


実用数学技能検定過去問題集 数学検定準1級』(日本数学検定協会、丸善出版)
平面幾何と三角比―三角形・円の性質と三角比 (Aクラスブックス) (矢島弘、昇竜堂出版)
考え抜く数学 ~学コンに挑戦~ (大学への数学)(東京出版)
合格る確率 [+場合の数]』(広瀬和之、文英堂)


また、もこもこ積みが増えてきた。
子供が高校生になっても数学を教えられるようになるための準備と考える。

読了指数
今回:-4
合計:-104

2015年12月13日日曜日

入:Rとトレードと私


Rとトレード ――確率と統計のガイドブック (ハリー・ゲオルガコプロス【著】、長尾慎太郎【監修】、山下恵美子【訳】、パンローリング)

また、すごい本が出た。
Rだ。確率統計だ。Rでトレードの確率統計だ。
オレは、こういうのを待っていたのだ。

大半のページにRのコードが載っている。
ペラペラめくるだけでもワクワクするオレは
世間的に見れば変態なのだろう。

Rを本格的なバックテスト環境に変える方法
なんてのも載ってる。
これは、ぜひとも試してみないとな。


このような、
坂本のために出版されたとしか思えない本を
さっそく送ってくださったパンローリングさんは
さすがにわかってらっしゃる。
いつもいつも、ありがとうございます。

読了指数
今回:-1
合計:-103

2015年12月10日木曜日

入:桜咲け


U-CANの数学検定準1級ステップアップ問題集(ユーキャン)
大学への数学 ちょっと差がつくうまい解法(東京出版)

数学検定準1級に不合格だったのだ。
オレはこのまま2級の男止まりなのか。
そんなわけにはいかないじゃないか。

ここでまた、教材を買い足してしまうのがオレの悪いクセだ。
ここまででもさんざん積んでるのだから、
それをすべてこなせば十分な力がつくはずなのだ。
積み残しがだいぶあったことが失敗の原因だったことは
明らかだ。

というわけで、
この2冊の他にはもう買い足さない。
この2冊は完璧にこなす。
積み残したものも全部こなす。
それで桜が咲かぬわけがない。

読了指数
今回:-2
合計:-102