2018年8月19日日曜日

入:すべての歴史はネタバレしている


一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』(山﨑圭一、SBクリエイティブ)

世界史を勉強しなおすにあたり、動画授業を探していて行き当たったのが

世界史20話プロジェクト

なのだった。
受験世界史に苦しむ高校生から、学び直しの社会人まで、幅広く支持されている非常にわかりやすい授業だ。

この本は、その動画を公開している現役高校教師が書いた世界史の入門書。
最初のほうを読んでみたが、動画に出てきた解説がギュッと凝縮されていて、ズンズン読めそうだ。
このまま読んでいくと、今読んでいる『ローマ人の物語』のネタバレが起きるわけだが・・・
気にしすぎか。

読了指数
今回:-1
合計:-115

2018年8月17日金曜日

出:歴史のチクリ


ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)
『ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下)』(塩野七生、新潮文庫)

有名なポエニ戦争の巻。
ポエニ戦争といえば、高校の世界史では、第1次、第2次、第3次、カルタゴ、ハンニバルとスキピオ、象を連れたアルプス越え、カンネーの戦いとザマの戦い、といった事項を ざーっと習ったあと、穴埋め問題などを解いて知識の定着をはかり、忘れたらまた繰り返したりしてゴリゴリとドリルしていく、というような学習をするのが一般的かと思う。
しかし、そんなんじゃハンニバルの恐ろしさもスキピオのスター性もわからない。本書のように詳しく、なんならポエニ戦争だけで普通の教科書1冊ぶんくらいの文字数を使って、たくさんのエピソードを重ね、登場人物達の気持ちなんかも交えながら、たっぷりと語ることによって、ようやく生き生きとした人物像が浮かんでくるのだ。

こういう仕事に対しては、全国の世界史教師があこがれてるんじゃないかと思う。
大概の先生は、ハンニバルのアルプス越えくらいは面白く語るサービスをしてくれると思うが、それ以上語っているといろいろ間に合わなくなるので、我慢して端折ってどんどん先に進んでるんじゃないだろうか。
オレが習った先生は我慢できない質で、面白いところは大体全部面白く語っちゃうもんだから、最終的には時間が足りなくて補講になったと記憶している。そのおかげで世界史が好きにはなったが、ゴリゴリドリルが苦手で成績は今ひとつだった。

この本は多分、一切我慢をしていない。大好きなローマ史をとことん語っている。そらあ、面白いに決まっている。
ハートに届くぶん、記憶にも残りやすい。限られた事項を、覚えるまで繰り返しドリルするほうが確かに効率的かも知れないが、それは圧倒的に苦しくつまらない。
どんなジャンルの本でも、コンパクトに要点だけが述べられたものよりも、多少冗長でも、難しいところも含めて細部まで詳しく説明してある本のほうが、結局はよく理解できることが多い。 初期の投資時間は多くかかるが、一生のスパンで考えればそっちのほうが有意義だ。

昔攻略しきれなかった世界史をいつかものにしようというあこがれはずっとあって、春頃から思い立って勉強をはじめたものの、ローマのあたりまで来たところでこの本のことを思いだし、いったんお勉強を休んでちょっと寄り道するつもりで読み始めたところ、文庫本で5冊目まで来てしまって、寄り道どころかこっちが本筋になりそうな勢いだ。

ただし、こういう本が読めているのは昔ドリルしたおかげも多分にあるようだから、お勉強にもちゃんとした意義がある。大体広く浅く、ところにより限りなく深く、でよいだろう。


それで、これまでに学んだことからひとつ気付いたのは、軍事的な天才は晩年がけっこう惨めだ、ということだ。ハンニバルもスキピオも、その輝かしい戦歴に比べれば、最期は寂しい。『項羽と劉邦』の韓信もいやな死に方だった。歴史を読んでいてチクリとするところである。

読了指数
今回:+3
合計: -144

2018年7月9日月曜日

出:マジで1日にしてならず


ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) (新潮文庫)
ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下)』(塩野七生、新潮文庫)

知力や体力、経済力などで周辺民族に劣っていた古代ローマ人が、
なぜあれほどの大帝国を築くことができたのか。
それを考える書。

その前に、なぜ、一時期このシリーズを世のおじさん達がこぞって読んでいたか
ということがずっと気になっていた。
読みかけては挫折する、ということを何度か繰り返し、
買ってから16年たって、 ようやくここまで読めた。

それで気付いたのは、これは多分年齢的なことだということ。
おじさん達が読んでいたのも、少しとはいえ、オレが読み通せたのも。
これを読める年齢に、ようやく上がって来たんだと。

で、このシリーズ、買ってあるのがあと5冊ある。
全体では文庫本で43冊出ている。
気が遠くなるが、ローマ人がイタリア半島を統一するのに
500年かかったことに比べれば大した道のりではない。

読了指数
今回:+2
合計:-117

2018年6月2日土曜日

入:一億円の英文法


一億人の英文法』(大西泰斗、ポール・マクベイ【著】、株式会社ナガセ)

4月からラジオ英会話を聞き始めた。
その内容に心打たれたため、講師の著書を買ってみた。
帯によれば、50万部突破という大変に売れている本だ。
著者は1億円くらい儲かってるんじゃないかと思う。

読了指数
今回:-1
合計:-119

2018年5月16日水曜日

入:ツボる出版


ボードゲーム デザイナー ガイドブック 〜ボードゲーム デザイナーを目指す人への実践的なアドバイス』(トム・ヴェルネック【著】、小野卓也【訳】、スモール出版)

このスモール出版という会社、いろいろツボを突いてくる。ここの本だけで一生遊べる。
この本は遊ぶというよりは作るほうのの解説書。作って売るところまでをカバーする、現実的にして夢のある本。

読了指数
今回:-1
合計:-118

2018年2月14日水曜日

入:事後書籍


基礎からのベイズ統計学』(豊田秀樹・編著、朝倉書店)

入門ベイズ統計学』を読んでいて、ちょっと何言ってるかわかんなくなったので
本を変えてみる。
こちらのほうが演習問題が多くてよさそうだ。

読了指数
今回:-1
合計:-117

2018年1月23日火曜日

入:世界を征服してみる


詳説世界史B 改訂版』(木村靖二、岸本美緒、小松久男・著、山川出版社)
詳説正史研究』 (木村靖二、岸本美緒、小松久男・編、山川出版社)
流れ図 世界史図ヒストリカ』(谷澤伸、甚目孝三、柴田博、高橋和久・著、山川出版社)
流れ図で後略 詳説世界史B』 (谷澤伸、甚目孝三、柴田博、高橋和久・著、山川出版社)
最新世界史図説耐タペストリー 十五訂版』 (川北稔、桃木至朗・監修、帝国書院編集部・編集、帝国書院)

新聞や小説を読んでいて、歴史的背景を知らないとよくわからないことがけっこうある。
そういうところはなんとなく読み飛ばしてしまっているが、
昔学校で習ったことなのに情けないことだ。

ということで、大人買いの学び直しだ。
こういうときはとりあえず高校生向けのヤツを買っておく。
どれも、情報量の割には安い。
一般向けだったら倍はしそうだ。
一番上の『詳説世界史B』は教科書だから非課税だそうで、
845円だった。

〆切のない勉強ほど楽しいものはない。
好きなところから、古代中国史のあたりから
ぼちぼちやっていく。

読了指数
今回:-5
合計: -116

2017年11月14日火曜日

入:油圧

『多変量データ解析法─心理・教育・社会系のための入門』(足立浩平、ナカニシヤ出版)

多変量解析という言葉に心躍る。
今までつるはしでデータを掘っていたところに、いきなり重機を持ち込むようなイメージを持っている。

読了指数
今回: -1
合計: -111

2017年8月12日土曜日

入:知らない遊び


トランプゲーム大全』(赤桐 裕二、スモール出版)

オレのために出されたような本だ。
オレはこういう本が大好きなのだ。
あまりに好きすぎて、これを手に入れてしまったら駄目になってしまうと思い
長いこと我慢していた。
しかし、ついに限界に来て、買ってしまう。

知らない遊びがこんなにあったとは!!
それでもまだまだ収録し切れていないものが無数にあるだろう。
もし世界中から掻き集めて全8巻くらいで出されたら、
どうしても買ってしまいそうなので絶対に出さないでいただきたい。

読了指数
今回:-1
合計:-110

2017年7月15日土曜日

入:企画勝ち


プロの数学 ―大学数学への入門コース 単行本』(松野陽一郎、東京図書)

プロの数学者が普段なにを考えているのかを、大学入試問題を通じて垣間見せるという好企画。

今回:-1
合計:-109