2014年11月28日金曜日

入:大事件


筋場理論 囲碁400年の歴史を変える究極の打ち方』(依田紀基、講談社)

大仰なタイトルだと思われるかも知れない。
しかし、400年というのは日本に囲碁のプロ棋士制度ができてからの年数であって、
囲碁というゲームができてからは2000年以上はたっているらしいので、
むしろ控えめなタイトルであるとも言える。

なんでも、「筋」、すなわち「石が働いている形」という、
今までは厳しい訓練によって体にしみこませるしかなかったようなものを
はじめて理論的に説明し、アマチュアにもわかるように示した、
ということらしい。
画期的などという言葉では収まらない、大事件ではないだろうか。

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