2011年10月28日金曜日

入:お徳用


強くなる必修手筋250(石田芳夫、日本棋院新書)

 また囲碁だ。囲碁だけで3冊溜まった。
しかしこれ、コンパクトな本の中に250もの手筋が詰め込まれている。
それを古本屋で300円で買った。
1手筋1.2円だ。儲けた。

読了指数
今回:-1
合計:-51

2011年10月22日土曜日

出:文法


人体のデッサン技法
人体のデッサン技法』(Jack Hamm、島田照代・訳、嶋田出版)

 娘が幼稚園で自慢するらしいのだ。
「パパは漫画家だから絵がうまい」と。

そんなパパは、この手の絵画技法書を初めて最後まで読んだ。
読んだだけでなく、真似して描いてもみた。
それはかなりの大仕事だ。
顔から始まって、目、口、鼻・・・と、細かく、詳しく、これでもかと描き方が書いてある。

耳のあたりでいっぺん挫折しそうになる。
全身の骨格図のあたりで目が回り、
手のあたりでは完全に挫折した。
それでも時間をおいてから己を奮い立たせて進むと、
ひざの描き方に丸2ページも割く異常なこだわりに絶叫する。

このような苦難を乗り越えて2年くらいかかって全部読んだ結果、
オレの絵は何も変わっていない。

現時点ではそうかも知れないが
これから変わるんだと思う。
語学でも、文法を知っているのと知らないのとでは、
そのあとの伸びが違う。
この本で人体の文法を身につけたからには、
今後が非常に楽しみである。

文法を身につけたと言っても、
記憶したという意味ではない。
ほとんど記憶はしていないが、
こういう本が手元にあるだけで身につけたと同じことなのだ。
書棚にあるだけでスキルが上がる本、そういうものは確かにある。

読了指数
今回:+1
合計:-50

2011年10月9日日曜日

入:学びの場としてのポーカー


賭けの考え方(イアン・テイラー、マシュー・ヒルガー、フジタカシ・訳、パンローリング)

ポーカーの本ではあるが、ギャンブルや投資全般に役立つ、と評判の書。

 震災後、互いに滅ぼし合うというどぎついゲーム性に若干嫌気がさし、ポーカーから遠ざかっていた。
最近になってようやくそういう気分も薄れてきたところに、この本が送られてきたことで、
もう一度ポーカーを学んでみようという気になってきている。

ポーカー自体で金を儲けようとかいうことではなく、
ひとつの面白いゲームとして、あるいはトレードに役立つ心構えを学ぶ場として
ちょっとやってみよう、という感じだ。

読了指数
今回:-1
合計:-51