2011年1月28日金曜日

出:世界初段化計画


初段になるための将棋勉強法
初段になるための将棋勉強法』(浦野真彦、 白夜書房)

いやあ、いい本だ。
中身をチラ見して即買いし、
あっという間に読み終わった。

日本人のたしなみとして、みなさん、将棋初段くらいは欲しいと思う。
その「初段」に目標を絞った、画期的な上達指南書がこれだ。

ここに書いてある上達法は、断片的にはけっこう聞いたことがあった。
難しい問題を長時間考えるよりも、易しい問題をたくさん解くほうがいい、とか。
しかし、こんなにまとまった情報というのはなかなかなかった。
目標の立て方からどんな本を読めばいいかまで、アドバイスが具体的で実行しやすい。
本の読み方にしても、「ああ、そうやりゃいいのか」と、目を開かされる。

脳科学者や、弟子をたくさん育てたプロ棋士の話も参考になる。
将棋以外のことの上達にも役立つことが多そうだ。
坂本タクマも、とりあえず将棋はいいからあれやこれをこのやり方でやってみたい、と気持ちが高ぶっている。

白夜書房が将棋?と、チラリと思ったが、中身は実に白夜的な仕上がりだ。
パチンコ必勝ガイドを初めて読んだときくらいのインパクト。

読了指数
今回:+1
合計:-44