2010年8月2日月曜日

入:筋肉ブーム到来


カラー図解 筋肉のしくみ・はたらき事典(石井直方・監修、左明、山口典孝・共著、西東社)

新聞のベストセラーリストに載っていた。
大きな書店の売り上げトップ10に、ある週入っていた。
どうしたことなのか。ついに筋肉ブームが来たのか。

ついにとは言ったものの、別に長年待ち続けていたわけでも何でもない。
昔はスポーツに打ち込んでいたこともあった割りには、筋肉にはどちらかといえば無関心だった。
また、絵の勉強をしようと人体デッサンの本などを開くと、筋肉や骨の名前がしこたま出てきてオエッとなったりぐっすり眠ったりしたものだ。

絵の勉強の他にも、ダイエット絡みで筋トレをちょっとやるのだが、どちらも筋肉の知識なしでは効果は知れている。
そう思っていたところに出くわしたのが上記のベストセラーリストだ。
飛びつくしかないでしょう。

この本、暗記用の赤シートが付いていてちょっとビビるが、試験を受けるわけじゃなし、気軽にぱらぱらやっていよう。

しかし筋肉、考えれば考えるほど来そうな気がする。
医療や介護、健康、スポーツ、そして画業と、幅広い人たちのニーズがある。
痩せたい人と漫画を描きたい人に訴えるだけでも、ドエライ引きがあるんじゃないか。
誰にでもある割りにはみんなあまり知らない筋肉という存在。当たる要素は十分だ。
膨大な情報量は、人の知識欲をくすぐる。
漢字ブーム、あるいは三国志ブームのようなブームのなり方があってもまったくおかしくない。
歴女の次は筋女だ!!

子供に覚えさせたら大受け間違いない。
絵をチラ見するだけで
「尺側手根屈筋!!」
とか答えられたら、テレビに出られる。

近頃子供に覚えさせることしか考えてないな。

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