2010年2月21日日曜日

出:スーパー仕事術

 
今すぐ使える! クラウド・コンピューティング知的生産活用術 (洋泉社MOOK)』(洋泉社)


最近、何かとクラウドクラウド言うじゃない?
で、どんなもんなのかと、何が便利なのかと、手に取ったのがこのムックだ。

クラウドの達人たちのインタビューが興味深い。要するに、どこにいたって仕事は出来る、オフィスや書斎なんか、ごく手狭でも、あるいはなくてもいいんだと。クラウドさえ使いこなせば。

というようなことをおっしゃる人たちのやっているお仕事というのが、クラウドを使った仕事術の本を書くことだったりする。そりゃあ、使いこなせて当たり前、良さを強調して当たり前だ。
そういう達人系の人じゃない人が、どうクラウドと関わっているか、みたいのを読みたいと思った。仕事術とか、ことさら意識しないですいすいと使って快適に暮らしている例を見れば励みになるのだが。

とはいえ、ここで紹介されているサービスは確かに便利だ。
Remember The Milkというのに登録して使ってみているが、なかなかのものだ。ToDo管理ソフトは今まで たくさん使ってきたが、どれも長続きしなかった。しかしこれだと、機能がごちゃついてなくて使いやすいし、別のパソコンや携帯からも予定をみることが出来る。
ただ、オレの場合はずっとひとつの部屋で仕事をするので、「場所を選ばず」の機能はそれほどありがたいわけではない。オレのような仕事にはやはりクラウドは無用か。

と思ったのだが、もうひとつ、メディアマーカー というサービスをのぞいてみたところ、「積ん読しがちな人にお勧め」とか書いてあって、即登録した。さっきのことだ。まだ詳しい機能はみていないが、これはハマりそうだ。パソコンによる蔵書管理にも幾度となく失敗しているのだが、これはデータの登録も比較的楽だから、今度こそ続くのではないだろうか。

結局クラウドというのは、自分のパソコンの中じゃなくてネットの向こう側に自分のデータを溜めとく、、というのが主な使い方という理解でよさそうだ。「何でそれが便利なの?」と思うかも知れない。オレもどっちかというとその口だが、これは他の人と共同でクラウドを使って仕事をしてみればよくわかるのかも知れない。つまりオレにはよくわからないのかも知れない。

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