2015年11月5日木曜日

出:必要だが十分ではない


実用数学技能検定準1級「完全解説問題集」発見
実用数学技能検定準1級「完全解説問題集」発見』(日本数学検定協会、丸善出版)

過去問が8回分載った問題集。

オレはこれを使って、
きっちり時間を計って本番さながらにシミュレーションをした。
最後の何回かは、開始時刻・終了時刻も本番と同じにした。
さすがに8回もやれば、練習は十分だろう。
本番では、時間配分や2次の問題選択などを
うまくやることができた。

ただし、本書だけで出題範囲がすべてカバーされているわけではないことには
注意を要する。
11月1日の検定では、1次試験に極座標が出題された。
本書にはまったく載っていなかったジャンルだ。
どうせ出ないと思って復習して行かなかったオレは
まんまとヤラレた。

最後の仕上げとして、
本番のための度胸をつけたり作戦を考えたりするのには
最適の本だが、
その前に高校生向けの参考書などで
一通りのことはできるようになっているのが望ましい。

そして、なんぼ過去問をやっても、
本番ではまったく見たことのない問題が必ず出ると思っていたほうがいい。
それが数検だ。

読了指数
今回:+1
合計:-100


2015年11月3日火曜日

入:すがりつく


志田晶の 複素数平面・式と曲線が面白いほどわかる本(志田晶、KADOKAWA)
百人百色の投資法 ──投資家100人が教えてくれたトレードアイデア集 Vol.2(JACK、パンローリング)
合格る計算 数学III(広瀬和之、文英堂)
ダイスゲーム百科(ライナー・クニツィア[著]、正田謙[訳]、スモール出版)
教科書だけでは足りない大学入試攻略整数(鳥山昌純、河合出版)
改訂版 佐々木隆宏の整数問題が面白いほどとける本(佐々木隆宏、KADOKAWA)
佐々木隆宏の数学の発想力が面白いほど身につく本 (佐々木隆宏、KADOKAWA)

去る11月1日、数学検定準1級を受験した。
その対策として、いろんなものにすがりついた末、
かなりの積み残しが発生した。

その中にまぎれて、知り合いの例のデカい人が出てくる相場本と、
オレのことを呼んでいるとしか思えないサイコロ本。

試験は終わったが、合否にかかわらず、
積み残したものはぼちぼちと解消していく所存。

読了指数
今回:-7
合計:-101

2015年9月10日木曜日

出:「師」


高勝率システムの考え方と作り方と検証 (ウィザードブックシリーズ)
高勝率システムの考え方と作り方と検証(ローレンス・A・コナーズ、シーザー・アルバレス、マット・ラドケ[著]、長尾慎太郎[監修]、山口雅裕[訳])

逆張りといったらコナーズだ。
もはや“師”だ。

コナーズの他の本もそうだが、何しろルールが明確なのがいい。
トレード本では、ルールの細部についてはぼかしているものもあるが、
コナーズ本ではそういうことがない。
パラメーターも含めて完全にオープンだ。
だから、読者は即座にプログラム可能で、検証可能だ。

7割8割当たり前の、驚異的な勝率のシステムが並ぶ。
「どうせ、アメリカ市場では通用するけど、日本じゃダメなんでしょ」
と思うかも知れないが、
いくつか検証してみた結果、
日本市場でも十分機能しそうだ。

ただし、まったくこのまま日本で使えるか、というと、
そうとも言い切れない。
日米の市場の違いについて注意が必要だ。
例えば本書にはETFを取引対象とするシステムが出てくるが、
日本市場では流動性が十分なETFの銘柄が少ないので
ETFのみでトレードするのは難しそうだ。

とはいえ、考え方としては幅広く応用可能だと思うので、
自分の取引市場や好みに合わせて調整をすればよい。


わかりやすさからいっても、システムのネタ本としては
最上の部類に入るだろう。
使いこなせるかどうかは最終的にはトレーダー自身の腕によるわけだが。

読了指数
今回:+1
合計:-94

2015年8月31日月曜日

出:弱点整理


実用数学技能検定要点整理数学検定準1級
実用数学技能検定要点整理数学検定準1級(日本数学検定協会、丸善出版)

この1冊に賭けた夏。

様々なジャンルがあってなかなか大変だ。
体操競技、あるいは陸上の十種競技のようだ。

三角関数がなかなか得意にならなくて困る。
これはほとんどすべての分野に関わる
高校数学の最重要項目とも言える。
こんなものは高2までに、すなわち30年前までに
ちゃんと学んでおくべきだった。

サイン、コサインが一体何の役に立つのか、とはよく言われることだが、
三角関数がわからなかったら
ベクトルも複素数平面も微積もなーんもできませんよ。

読了指数
今回:+1
合計: -95

2015年8月8日土曜日

入:数学の夏


合格る計算数学Ⅲ・C(広瀬和之、文英堂)
実用数学技能検定準1級「完全解説問題集」発見』(日本数学検定協会、丸善出版)

夏は数学。

読了指数
今回:-2
合計:-96


2015年7月10日金曜日

入:億のプレゼント


ウォール街のモメンタムウォーカー(ゲイリー・アントナッチ[著]、長尾慎太郎[監修]、山下恵美子[訳])

また、面白そうな本を送っていただく。
コナーズが逆張りなら、これは順張りなのだろうか。まだよくわからない。

それにしてもこういう本をいただくということは、
ものによっては何百万も、なんなら何億円ももらうのと同じことで
あるかも知れない。
こんなにありがたいことはない。

読了指数
今回:-1
合計:-94

2015年6月28日日曜日

入:基礎を極める


因数分解 (Aクラスブックス)(成川康男、昇竜堂出版)
因数分解 - 入学から卒業まで(金田数正、内田老鶴圃)

無事、2級の男になることができた。
さらなる向上を目指すためには、
基礎の反復練習が欠かせない。

因数分解がその基礎に当たるのか、そのあたりはよくわからないが。

読了指数
今回:-2
合計:-93

2015年5月23日土曜日

出:本物の予感


コナーズの短期売買入門 (ウィザードブックシリーズ)
コナーズの短期売買入門(ローレンス・A・コナーズ、シーザー・アルバレス[著]、長尾慎太郎[監修]、スペンサー倫亜[訳j]、パンローリング)

コナーズの短期売買戦略―検証して初めてわかるマーケットの本当の姿 (ウィザードブックシリーズ)
コナーズの短期売買戦略―検証して初めてわかるマーケットの本当の姿』(ローレンス・A・コナーズ、シーザー・アルバレス[著]、長尾慎太郎[監修]、山口雅裕[訳])

コナーズだ。
「コナーズ」で検索したら「虫コナーズ」がヒットしている場合じゃない。

システムトレードのアイディア集だ。
コナーズの本は基本みんなそうだ。
この人の本はパンローリングからたくさん(坂本タクマほどじゃないにせよ)出ているが、
それだけ推されているということだ。

この手の本は読んで心にしみこませるというよりは、
ひたすら検証して使える・使えないを判断するものだ。
オレはこれらの本に出ているアイディアのひとつを
かなり深めに検証してみたが、
なかなかの手応えを得た。

まだひとつしか検証していない段階では
確定的な評価をすべきではないが、
今まで長いことシステムトレードをやってきた経験と照らして、
このコナーズという人の本には
かなりの「本物」が含まれている予感がする。

もちろん、オレがこう言ったからどうということではない。
人がどう評価しようとも、まずは無心に検証してみる以外には
真価を測るすべはない。

読了指数
今回:+2
合計:-91

2015年5月18日月曜日

入:爆発寸前


火山入門―日本誕生から破局噴火まで(島村英紀、NHK出版新書)

なんか、火山はナメないほうがいい気がしてならない。

読了指数
今回:-1
合計:-93

2015年5月14日木曜日

入:タネ本


コナーズの短期売買入門(ローレンス・A・コナーズ、シーザー・アルバレス[著]、長尾慎太郎[監修]、スペンサー倫亜[訳j]、パンローリング)
コナーズの短期売買実践(ローレンス・A・コナーズ[著]、長尾慎太郎[監修]、山下恵美子[訳])
コナーズの短期売買戦略―検証して初めてわかるマーケットの本当の姿(ローレンス・A・コナーズ、シーザー・アルバレス[著]、長尾慎太郎[監修]、山口雅裕[訳])
高勝率システムの考え方と作り方と検証(ローレンス・A・コナーズ、シーザー・アルバレス、マット・ラドケ[著]、長尾慎太郎[監修]、山口雅裕[訳])
コナーズRSI入門 ――個別株とETFで短期売買を極める(ローレンス・A・コナーズ[著]、長尾慎太郎[監修]、山口雅裕[訳])
トレードシステムはどう作ればよいのか 1(ジョージ・プルート[著]、長尾慎太郎[監修]、山下恵美子[訳])
トレードシステムはどう作ればよいのか 2(ジョージ・プルート[著]、長尾慎太郎[監修]、山下恵美子[訳])

大量にいただく。ご褒美というか現物支給というか。
編集社のお気に入り書籍中心。
ネタは十分。あとは検証して、儲けるだけ。

読了指数
今回:-7
合計:-92