2015年11月5日木曜日

出:必要だが十分ではない


実用数学技能検定準1級「完全解説問題集」発見
実用数学技能検定準1級「完全解説問題集」発見』(日本数学検定協会、丸善出版)

過去問が8回分載った問題集。

オレはこれを使って、
きっちり時間を計って本番さながらにシミュレーションをした。
最後の何回かは、開始時刻・終了時刻も本番と同じにした。
さすがに8回もやれば、練習は十分だろう。
本番では、時間配分や2次の問題選択などを
うまくやることができた。

ただし、本書だけで出題範囲がすべてカバーされているわけではないことには
注意を要する。
11月1日の検定では、1次試験に極座標が出題された。
本書にはまったく載っていなかったジャンルだ。
どうせ出ないと思って復習して行かなかったオレは
まんまとヤラレた。

最後の仕上げとして、
本番のための度胸をつけたり作戦を考えたりするのには
最適の本だが、
その前に高校生向けの参考書などで
一通りのことはできるようになっているのが望ましい。

そして、なんぼ過去問をやっても、
本番ではまったく見たことのない問題が必ず出ると思っていたほうがいい。
それが数検だ。

読了指数
今回:+1
合計:-100