2015年5月14日木曜日

入:タネ本


コナーズの短期売買入門(ローレンス・A・コナーズ、シーザー・アルバレス[著]、長尾慎太郎[監修]、スペンサー倫亜[訳j]、パンローリング)
コナーズの短期売買実践(ローレンス・A・コナーズ[著]、長尾慎太郎[監修]、山下恵美子[訳])
コナーズの短期売買戦略―検証して初めてわかるマーケットの本当の姿(ローレンス・A・コナーズ、シーザー・アルバレス[著]、長尾慎太郎[監修]、山口雅裕[訳])
高勝率システムの考え方と作り方と検証(ローレンス・A・コナーズ、シーザー・アルバレス、マット・ラドケ[著]、長尾慎太郎[監修]、山口雅裕[訳])
コナーズRSI入門 ――個別株とETFで短期売買を極める(ローレンス・A・コナーズ[著]、長尾慎太郎[監修]、山口雅裕[訳])
トレードシステムはどう作ればよいのか 1(ジョージ・プルート[著]、長尾慎太郎[監修]、山下恵美子[訳])
トレードシステムはどう作ればよいのか 2(ジョージ・プルート[著]、長尾慎太郎[監修]、山下恵美子[訳])

大量にいただく。ご褒美というか現物支給というか。
編集社のお気に入り書籍中心。
ネタは十分。あとは検証して、儲けるだけ。

読了指数
今回:-7
合計:-92

2015年5月5日火曜日

入:ダビッドソン


実用数学技能検定要点整理数学検定準1級(日本数学検定協会)

まだ2級の男にもなっていないくせにな。

読了指数
今回 :-1
合計:-85

2015年3月16日月曜日

入:熱中る数学


合格る計算 数学I・A・II・B(広瀬和之、文英堂)
受かる!数学検定過去問題集 2級(日本数学検定協会・監修、学研教育出版)


数学は、やればハマる。
ただ、問題を解くことを楽しむためにはある程度計算力が必要だ。
スポーツを楽しむために走ったり筋トレしたりするように、計算をする。

しかし、受かる合格る言い過ぎか。はしたない。

読了指数
今回:-2
合計:-84

2015年3月12日木曜日

出:2級のための一級の教材


受かる!数学検定2級 (受かる!数学検定)
受かる!数学検定2級』(日本数学検定協会・監修、学研教育出版)

この薄さで2等市民になれるのなら
いい教材ではないだろうか。

読了指数
今回:+1
合計:-82
 

2015年3月2日月曜日

出:完全に理解可能な統計書


推計学のすすめ―決定と計画の科学 (ブルーバックス)
推計学のすすめ―決定と計画の科学』(佐藤信、講談社)

非常に、極めて、素晴らしくわかりやすい。

統計学のうち、推計統計学と呼ばれるものについての入り口として書かれた本。
超能力があるのかないのかとか、
パン屋が目方をごまかしてるんじゃないかとか、
予防注射に効果があるのかとか、
そういう話題をネタに、いろんな統計分析を実際にやりながら説明する。

扱っている分析手法としては、
t検定やカイ二乗検定、分散分析、相関係数などがある。
実験計画についても1章があてられている。

専門書で読むと「ウェー」となりやすいこれらの項目だが、
この本では、もしかしてこれ以上は無理なんじゃないか、というくらい
やさしく、わかりやすく書いてある。
他書で挫折を味わった人にはぜひともお勧めしたい。

読みながら、常日頃疑問に思っていることを
統計的に検証してみるとよい。
オレの場合は、「プロの将棋では先手が有利と言われているが、本当か?」
ということを検証してみた。
手順としては、

1.先手と後手に勝率の差はない、と仮定する。
2.差がない場合の期待勝利数(全局の50%)と実際の先手勝利数・後手勝利数を使って、
カイ二乗検定を行う。
3.その結果、偶然起こるにしてはあまりに低い確率のことが起こっていることがわかる。
4.従って、先手・後手に勝率の差はない、という仮説は棄却される。

こうして、先手が有利である、ということが統計的に裏付けられた。
これは、プロ棋士が口にする実感と合致する。

といっても、実際の先手勝率は52~54%くらいなので、
素人目には大した差じゃないように思える。
しかし、統計学的にも、プロの実感的にも、はっきりと先手有利なのであるから、
後手で勝った場合はちょっとお金を多めにもらえる、くらいの処置は
したほうがいいんじゃないかと思うのだが。


こんなふうに、何かを主張したいときに統計学は役に立つ。
そして、金を儲けるためにも。
システムトレーダーなら、本書の内容くらいは完全に理解しておく必要がある。
それはとても簡単なことである。

読了指数
今回:+1
合計:-83

2015年2月14日土曜日

入:2級人間


日本統計学会公式認定 統計検定2級対応  統計学基礎(日本統計学会・編、東京図書)
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2011〜2013年](日本統計学会・編、実務教育出版)
受かる!数学検定2級(日本数学検定協会・監修、学研教育出版)

オレは2級の男になりたい。

ふと気がつけば、オレには何ひとつ、2級のものがない。
そろそろ、2級になってもいいのではないか。

読了指数
今回:-3
合計:-84

2015年1月26日月曜日

出:筋場放浪記


筋場理論 囲碁400年の歴史を変える究極の打ち方
筋場理論 囲碁400年の歴史を変える究極の打ち方』(依田紀基、講談社)

入門者から高段者まで役立つ、革命的な棋書。

「筋場」という新たな概念を導入して、
それを使って囲碁の手筋というものを定義した一冊。
これまで意味が曖昧だった手筋という言葉に
はっきりした定義を与えただけでも大事件だ。

筋場というのが何かというのはここでは述べないが、
読めば誰にでもすぐわかる。
だから、その日の実戦から役に立つ。
かといって単純な理論ではなく、かなりの奥行きがある。

筋場理論を使った上達法は、以下のような道筋をたどることになるだろう。

まず、「次の1手を筋場に打たないようにする」。
これが、初心者でもできる第一段階。
並の囲碁ファンなら、これだけでも格段に筋がよくなる。

次に「何手か先に筋場に打たされるのを避ける」
あるいは「相手に筋場に打たせる」
という段階。
ここには読みが必要であるが、筋場理論で形の善し悪しを判断できるので、
方針は立てやすい。

で、最終的には「筋場理論の例外を知り、筋悪をわかった上であえて筋場に打つ」
ような芸当ができるようになれば、高段者レベルということになるのだろう。

筋場理論を踏まえた上で既存の手筋書や定石書を読むのも
勉強になりそうだ。
「確かに、筋が悪いと書いてある手は筋場に石が行ってるな」
などと考えながら読めばいいんじゃないだろうか。


棋士として輝かしい実績と強烈な個性を持つ依田だが、
子供をはじめとするアマチュアの指導にも力を入れているようだ。
そういった諸々がそろったことにより、筋場理論は発見された。
我々にとってこの上ない幸運だ。

読了指数
今回:+1
合計-81

2015年1月8日木曜日

入:長年の宿題


よくわかる心理統計(山田剛史、村井潤一郎・著、ミネルヴァ書房)
統計学入門(東京大学教養学部統計学教室・編、東京大学出版会)
確率パズルの迷宮(岩沢宏和、日本評論社)

今年の個人的なテーマを「統計学」とする。

長年、なんなら学生のころから30年近い間、
「統計学を本格的にやらなくては」という思いが常にあった。
パチンコを打っていたときも、株のシステムトレードを始めてからも、ずっとだ。

だいぶ遅れたが、今ならまだ間に合う。
モチベーションがちょっと高まっている今を逃したら、
もう二度とチャンスはない気がする。
今年は、他のことは捨て置いてでも統計学に打ち込む所存だ。

とりあえず、やった記憶のうっすらとある心理学周りの統計から攻めてみようか。

読了指数
今回:-3
合計: -82

2014年12月14日日曜日

入:人は集まるとどうなるのか


群衆心理(ギュスターヴ・ル・ボン、櫻井成夫・訳、講談社学芸文庫)

相場心理に通じるところがあるのか、が興味。

読了指数
今回:-1
合計:-79

2014年11月28日金曜日

入:大事件


筋場理論 囲碁400年の歴史を変える究極の打ち方』(依田紀基、講談社)

大仰なタイトルだと思われるかも知れない。
しかし、400年というのは日本に囲碁のプロ棋士制度ができてからの年数であって、
囲碁というゲームができてからは2000年以上はたっているらしいので、
むしろ控えめなタイトルであるとも言える。

なんでも、「筋」、すなわち「石が働いている形」という、
今までは厳しい訓練によって体にしみこませるしかなかったようなものを
はじめて理論的に説明し、アマチュアにもわかるように示した、
ということらしい。
画期的などという言葉では収まらない、大事件ではないだろうか。

読了指数
今回:-1
合計:-78