『狂骨の夢』(京極夏彦、講談社ノベルス)
このシリーズの新作が何十年ぶりだかで出たという話を聞いて
それなら前に読んだ続きを久しぶりに読んでみるかと。
これは3作目くらいで、奥付によれば1996年発行の第10刷。
28年くらい積んでいたのか。本当か。積ん読erにもほどがある。
内容だが、幻惑的な怪事件が次々と起こってクラクラする。
ああ、こんな感じだったと思い出す。
感じは思い出したが、癖の強いキャラクターたちは全く忘れており、
それぞれが全2作の、これも完全に忘れている事件についてそれぞれの立場で
いろいろ言及するものだからついていけない。
そんないろいろ言うからこんなに長くなるんだぞ。
ま、面白いんだが。
このシリーズ、目の前の本棚にあと2刷刺さっている。
探せばもっとあるかもしれない。
読み終わるのに100年はかかるな。
読了指数
今回:+1
合計:-111