『英語リーディング教本―基本からわかる』
英語教にふたつの宗派あり。
ひとつは「多聴多読派」であり
もうひとつは「文法徹底派」だ。
長い間、学校教育などでは文法徹底派が主流であったが、
それでは成果か限られるという声が多数上がり、
多聴多読派へと移行しつつあるのが現状のようだ。
本書の最初のほうにも書いてあるが、
ふたつの流派は対立するものではなく、
互いに補い合うべきものだ。
ふたつに割れて相争うのは間違いだ。
英語教にはふたつの神がいて、両方ともあがめるのが正しい。
オレの場合は中学・高校で文法をやって、
読書するぶんにはそれで事足りていた。
しかし、どうも最近文法を忘れている、
子供のときに接種したワクチンが切れていると感じており、
もう一度打ち直そうと思って本書を購入した。
なかなか面白そうな、ハマリそうな本ではあるが、
洋書の積ん読を解消するのにどれくらい役に立つかは
やってみなければわからない。
読了指数
今回:-1
合計:-73