2012年12月21日金曜日

出:優れたゲームの条件


バックギャモン入門
バックギャモン入門(中村慶行、小野大地・著、望月正行・監修、パンローリング)

こんなに面白い世界があったとは。
どうして、今まで誰も教えてくれなかったんだ。

オレが思う面白いゲームの条件は、
「ルールが単純で、奥が深い」
ことだ。

バックギャモンは見事にこれに当てはまる。
ルールの単純さと奥深さのギャップが、これほど大きなゲームはそうそうないだろう。
サイコロの目に従って駒を動かすだけなのだからやれることはそんなにないかとおもいきや、
序盤から終盤まで、実に様々な手筋がある。
この本を読みながら、 何度も「そうなのか!!」とうなったものだ。

優れたゲーム、長いことハマるゲームには、かならずこういう
「直感と正解手が違う」
ところがある。
それで今までオレはいろんなものにハマリ、
そのたびに本が積み上げられてきたのだ。
今回もまた、そうなる予感がする。
幸か不幸か、このジャンルの書籍はかなり少ないのだが。

本書を読む前は、コンピューターソフトと対戦しても
コテンパンにヤラレた。
コンピューターの強さを最低ランクに設定しても、だ。

本書を読んでからは、中級レベルでいい勝負ができるようになった。
しかし、さらに強くするとやはりコテンパンだ。
あっという間に追い詰められて身動き取れなくなってしまう。
悔しいのなんのって。

この、
「負けるとめちゃめちゃ悔しい」
 というのもゲームにとって大事な要素だ。
「もう一回、もう一回」と言っている間に夜が明ける。
積んでる本を読む時間を削って、 取り組んでいくことになるだろうな。

読了指数
今回: +1
合計: -62


2012年12月13日木曜日

入:西洋すごろく


バックギャモン入門(中村慶行、小野大地・著、望月正行・監修、パンローリング)

なんちゅうことをしてくれるんだ、パンローリングは。
ポーカーの次はバックギャモンか。

これがまた、めちゃめちゃ熱中度の高いゲームなのだ。
古来日本では、すごろくという名で、賭博として楽しまれていた。
大河ドラマ『平清盛』でもプレーするところがしょっちゅう出てくるという話だ(観てないが)。
何しろ あまりに人々が熱中するもんで、お上がたびたび禁止令を出したほどだ。

そのような知識はあったものの、実のところオレはルールもよく知らなかった。
この本を送ってもらったことだし、ちょっと試してみようと、ルールを覚え、
GNU Backgammonというソフトをダウンロードしてやってみたところ、
はっと気がついたときには明け方ですよ。

ちょっとどうしてくれるんですか。
ポーカーに続いて、またハマらなきゃならないじゃないですか。

読了指数
今回: -1
合計: -63