
『フィル・ゴードンのポーカー攻略法 実践編』(フィル・ゴードン 著、百方恵二 監修、松山宗彦 監訳、若杉美奈子・吉田正憲 訳、パンローリング)
楽しい本だ。
著者の実戦から採られたハンドが、詳細に解説されている。
どのように考えて行動したかということがよくわかる。
何より参考になるのは、うまくいった手ばかりではなく、
運悪く負けたときや大失敗をしでかしたときのことも取り上げている点だ。
失敗から学ぶことは大切だが、
なるべくなら自分の失敗よりは他人の失敗から学びたいものだ。
語り口はユーモラスで引き込まれる。
同卓の相手のキャラクターをひと言で表したりあだ名をつけたりするあたり、
ギャンブラーに国境はないと感じる。
このまま漫画にしても面白くなりそうだ。
姉妹編である緑の本を傍らに置いて読まれることをお勧めする。
本書の各ハンドごとに、緑の本のどこを参照すればよいか、ということが巻末に記してある。
ポーカーの理論は1度本を読んだだけではなかなか身につかないが、
本書のような実戦例を通して学べば学習効率が高まるだろう。
本書を読んで改めて思ったのは、
ポーカーというのは「人」の要素がかなり大きいということだ。
周りのヤツらはどんな人間か、自分は周りからどう見られているのか、
ということを常に気にしていなければならない。
まるで合コンのようだ。
本物のポーカーテーブルにも合コンにも
参加したことのないオレが言うのもなんだが。
読了指数
今回: +1
合計: -60
楽しい本だ。
著者の実戦から採られたハンドが、詳細に解説されている。
どのように考えて行動したかということがよくわかる。
何より参考になるのは、うまくいった手ばかりではなく、
運悪く負けたときや大失敗をしでかしたときのことも取り上げている点だ。
失敗から学ぶことは大切だが、
なるべくなら自分の失敗よりは他人の失敗から学びたいものだ。
語り口はユーモラスで引き込まれる。
同卓の相手のキャラクターをひと言で表したりあだ名をつけたりするあたり、
ギャンブラーに国境はないと感じる。
このまま漫画にしても面白くなりそうだ。
姉妹編である緑の本を傍らに置いて読まれることをお勧めする。
本書の各ハンドごとに、緑の本のどこを参照すればよいか、ということが巻末に記してある。
ポーカーの理論は1度本を読んだだけではなかなか身につかないが、
本書のような実戦例を通して学べば学習効率が高まるだろう。
本書を読んで改めて思ったのは、
ポーカーというのは「人」の要素がかなり大きいということだ。
周りのヤツらはどんな人間か、自分は周りからどう見られているのか、
ということを常に気にしていなければならない。
まるで合コンのようだ。
本物のポーカーテーブルにも合コンにも
参加したことのないオレが言うのもなんだが。
読了指数
今回: +1
合計: -60