
『とっておきぬりかべ』(ニコリ)
ぬるのだ。
ぬってぬってぬりまくるのだ。
このパズルの面白いところは、「部分と全体」に気を配ることだ。
様々な手筋を駆使して盤面のあっちこっちからぬっていくのだが、
最終的に全体がつながっていなければならない。
その制約が新たな手筋を産む。
ある部分を埋めるとき、そこだけ見ていてはダメで、
遠くのほうで起こった出来事がカギになっていたりする。
脳と手だけでなく、目も激しく動かさなくてはならない。
かなりいいトレーニングになる。
本書、最初は手頃な問題からはじまって
だんだんと難しくなり、
最後の数問は本当にキツかった。
しかしそこを乗り越えて全問制覇したときには
世の中を見下ろす高みに登った気分になれる。
いちいち真っ黒にぬりつぶしていたのでは
時間がかかってしょうがないので、
途中からはぬりつぶす代わりに×印で埋めるようにしたら
だいぶスピードアップした。
最後に×を直線で繋いで全体のつながりを
確かめる作業がまた快感だ。
勉強しないでパズルばっかり解いていた高校生が、
勉強しだしたらいきなり成績が上がって
東大に受かった、というような話もある。
極言すれば、人間はなんにもしないでパズルばかり解いていればいい。
読了指数
今回:+1
合計:-63
ぬるのだ。
ぬってぬってぬりまくるのだ。
このパズルの面白いところは、「部分と全体」に気を配ることだ。
様々な手筋を駆使して盤面のあっちこっちからぬっていくのだが、
最終的に全体がつながっていなければならない。
その制約が新たな手筋を産む。
ある部分を埋めるとき、そこだけ見ていてはダメで、
遠くのほうで起こった出来事がカギになっていたりする。
脳と手だけでなく、目も激しく動かさなくてはならない。
かなりいいトレーニングになる。
本書、最初は手頃な問題からはじまって
だんだんと難しくなり、
最後の数問は本当にキツかった。
しかしそこを乗り越えて全問制覇したときには
世の中を見下ろす高みに登った気分になれる。
いちいち真っ黒にぬりつぶしていたのでは
時間がかかってしょうがないので、
途中からはぬりつぶす代わりに×印で埋めるようにしたら
だいぶスピードアップした。
最後に×を直線で繋いで全体のつながりを
確かめる作業がまた快感だ。
勉強しないでパズルばっかり解いていた高校生が、
勉強しだしたらいきなり成績が上がって
東大に受かった、というような話もある。
極言すれば、人間はなんにもしないでパズルばかり解いていればいい。
読了指数
今回:+1
合計:-63