2009年9月22日火曜日

出:金に直結

 
ハッとめざめる確率』(安田亨、東京出版)

これで大学入試の確率はばっちりだ。大学入試を受ける予定はないが。

システムトレードをやっていると、数学ができたら、確率・統計の知識があったら、とよく思う。毎日思う。
本屋でいろいろ数学書を物色してみるが、一番種類が豊富で値段も手頃なのは入試用の参考書だ。
そんなわけで、高校数学からやり直すことにして早幾とせ。

本質の研究数学I・A
本質の研究数学II・B〈数列・ベクトル〉
本質の研究数学III・C〈行列・曲線〉

を1年くらいかけてやったあと、確率分野を強化するために選んだのが上の本だ。
確かにハッとめざめる内容だ。
例えば「確率の問題ではすべてのものを区別する」というようなことだ。白球3つと言われたら、白球A、B、Cと分けて考えると解きやすくなることが多い。

今やると、勉強って、数学って、なんて楽しいんだと思う。
いついつまでにこれこれを覚えなければならない、というような〆切がない勉強ほど面白いものは滅多にない。しかもその勉強が金に直結するとなればなおさらだ。

世の中に確率論ほど金に直結する学問もない。
みなさんにも是非お勧めしたい。

ただし、内容にもよるが数学の本は1冊終えるのに数ヶ月はかかるだろうから、勢い込んで買い込むと恐るべきペースで積むことになる。
オレのように。

読了指数
今回:+1
合計:-2