2009年8月31日月曜日

出:出のインパクトについて

 
極厚蒼天航路 5』(王 欣太、李 學仁、モーニングKCDX)

漫画はいいなあ。どんどん進む。といってもこないだ買ったのが7、8で今5だが。

ジョン・ウー監督の『レッドクリフ PartI』を観て三国志を読みたくなり、北方三国志にハマり、PartII公開までに全部読む。
その後、GyaOで中国ドラマ版『三国演義』を84話全部観る。
1年未満のにわか三国志フリークだが、ここまでやればなかなかのもんじゃないか。
同じ話のはずなのに、実際大筋は同じなのに、一つ一つの作品が全然違っていて飽きることがない。

蒼天航路は漫画なのでキャラクター作りとその登場シーンが命だ。
ここまででいえば呂布。ほとんど出オチだ。
この巻では、袁紹。
つまらない人間の代表のように描かれることが多い袁紹だが、この作品でも最初はそうだったのだが、官渡の戦いではとんでもないインパクトオヤジに。

あの場面はどう描かれるのだろう、と思って読んでいくと、すべてのポイントで予想は大きく裏切られる。これはなかなかに悔しい体験だ。

読了指数
今回:+1
合計:-5