『死の泉』(皆川博子、早川書房)
素晴らしいとしか言いようがない。
そのほかのことは何を言ってもネタバレになりそうで、言うことができない。
何もかもがネタバレになるというネタバレをしてしまっていることの
心苦しさは、もちろんある。
最近ドイツ語を勉強していて、
そのおかげもあってだいぶ読みやすかった。
手元にあるのは1997年の初版本。
それを新刊で買ったが、28年間ずっと目の前の本棚に刺さっていて
1ページも読んでいなかった。
でも、それでよかったんじゃないか。
今読むのがオレにとって最高のタイミングだったと思う。
読了指数
今回:+1
合計:-102