『仏陀の鏡への道』(ドン・ウィンズロウ=著、東江一紀=訳、創元推理文庫)
シリーズ第2作。
ちょっと長い。
美しい風景描写はいいんだけど、やっぱ長い。
アジアにすごく詳しいな、というのには感心したけど、
ジャッキー・チェンやブルース・リーの痛快さには及ばないというか。
あと、主人公が、弱いけどすごい探偵の腕で活躍するというのが
見所なんだと思うけど、
本作ではあんまり活躍できてなくて、
全体としてお荷物になってるんじゃないか?
若くて未熟で、おまけにやりたくて探偵やってるわけじゃない、
というキャラなのはわかるけど。
ま、次を読みたくなるほどには面白かったが。
読了指数
今回:+1
合計:-105