2014年4月29日火曜日

入:二神教


英語リーディング教本―基本からわかる薬袋善郎、研究社)

英語教にふたつの宗派あり。

ひとつは「多聴多読派」であり
もうひとつは「文法徹底派」だ。

長い間、学校教育などでは文法徹底派が主流であったが、
それでは成果か限られるという声が多数上がり、
多聴多読派へと移行しつつあるのが現状のようだ。

本書の最初のほうにも書いてあるが、
ふたつの流派は対立するものではなく、
互いに補い合うべきものだ。
ふたつに割れて相争うのは間違いだ。
英語教にはふたつの神がいて、両方ともあがめるのが正しい。

オレの場合は中学・高校で文法をやって、
読書するぶんにはそれで事足りていた。
しかし、どうも最近文法を忘れている、
子供のときに接種したワクチンが切れていると感じており、
もう一度打ち直そうと思って本書を購入した。

なかなか面白そうな、ハマリそうな本ではあるが、
洋書の積ん読を解消するのにどれくらい役に立つかは
やってみなければわからない。

読了指数
今回:-1
合計:-73

2014年4月1日火曜日

出:フラッシュ詰将棋


1手詰ハンドブック
1手詰ハンドブック』(浦野真彦、毎日コミュニケーションズ)

1手詰というのは、詰将棋の中でも一番簡単なものなのだが、なかなか侮れない。
子供に解かせようかと思って買ってみたものの、これは無理かと思い自分が解く。

簡単だと思って飛ばしていると、足をすくわれる。
300問中、2問ほど間違えてしまった。不注意だ。
実戦では1手詰めを逃すことなど、素人ならしょっちゅうだろう。
こういう本で注意力を養っておくのはいいかも知れない。

この本を軽く2、3周してから、前に解けなかった13手詰を見たところ、
パッと手が見えた。
短時間で将棋脳を活性化させることができるので、
実戦前のウオーミングアップにも使えそうだ。

子供にも解かせてみた。
最初のほうの頭金問題はすぐに解けたが、盤上の駒数が増えてくると苦労する。
もっと簡単なもののほうが、子供の教材としてはありがたい。

幼稚園の子でも読めるような、
総ルビの1手詰問題集があればよい。
素晴らしい知育教材になると思うのだが。

読了指数
今回:+1
合計:-72