2010年1月29日金曜日

入:釘見

 
パチンコヤバいときに読む本 海物語編 (白夜コミックス 301)』(白夜書房)

オレがパチンコ打ってた7~8年前にも大人気で、いまだに大人気の海物語。もし三洋が上場会社で、その株持ってたらどんだけ儲かったか・・・

この本、表紙からしてそそる。

「500円ですべてわかる・・・」
「止めるだけで1日6000円の儲け」

など。

そして、巻頭のカラーページにある「釘見トレーニング」。ここだけでもものすごく価値がある。
この釘見トレーニングのみで構成された本を出したらものすごく売れるんじゃないかとオレは思うのだが。でも大体の人は釘より液晶なんだろうか。

読了指数
今回:-1
合計:-20

2010年1月27日水曜日

入:流行を喰らうど

 
今すぐ使える! クラウド・コンピューティング知的生産活用術 (洋泉社MOOK)』(洋泉社)

クラウドクラウド言うじゃない?
ちょっと使いこなしてみようと思ってね。
基本一人で家にこもりっきりで仕事する者にとって、生活を一変させるほどのもんじゃないとナメてるんだが。今んとこ。

もういいんだ。
はやく-100にして、ゲームオーバーにして、やめるんだ。

読了指数
今回:-1
合計:-19

2010年1月25日月曜日

出:全国民の必読書

 
統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス 120)』(ダレル・ハフ、高木秀玄・訳、講談社)

一番重要な学問は、確率・統計だ。
学校でももっと徹底的に教えるべきなのだが、そうはなっていないのは、国が国民をだまくらかすために思えてならない。

.この本には、統計を使った様々なウソが紹介されている。初版が1968年であり、原著はもっと前に書かれたわけだから、当然出てくる実例は古い。古くさい。しかし、未だにこの手のダマシが根絶されていないことを考えれば、本書の価値はむしろ増しているとも言える。
もっともらしい数字でごまかされないためには、まずこの本を読むことだ。『発掘あるある大事典』にだまされる前に本書を読んでいなかったことが、返す返すも悔やまれる。

例えば株式トレーダーは、本書の内容くらいは完璧に把握していなければならない。毎日大量の統計にさらされている我々は、堅固な防衛システムでもって情報の取捨選択を行っていく必要がある。
特に、自分で統計処理し、自分で分析したデータに要注意だ。我々はあたかも自分で自分をごまかすために統計を利用し、投じてはならないものに資金を投じてしまうことがよくある。自分で出した数字がうますぎると思ったら、本書を思いだし、あるいは読み返したい。

医療従事者や教師、社会科学系の学生や報道関係者、読者アンケートのことが頭から離れない漫画雑誌編集者や漫画家、その他日常的に統計に触れる人々、すなわち全国民に本書をお薦めする。

読了指数
今回:+1
合計:-18

2010年1月23日土曜日

入:大漁

投資知識ゼロでもよくわかる かんたんFX入門』(山中伸枝、へぽまる、三京証券株式会社、翔泳社)
CFDサヤ取り入門』(元信光人、パンローリング)
ギャンブルトレーダー』(アーロン・ブラウン、櫻井祐子・訳、パンローリング)
タープ博士のトレード学校 ポジションサイジング入門』(バン・K・タープ、長尾慎太郎・監修、山下恵美子・訳、パンローリング)
ラルフ・ビンスの資金管理大全』(ラルフ・ビンス、長尾長太郎・監修、山下恵美子・訳、パンローリング)

すべて頂き物だ。しかも、翔泳社、パンローリングの方に直接手渡された。出版業界に関わっている喜びをかみしめるのは、こんな瞬間だ。
費用対効果という意味で、投資本より安い本はない。読めば儲かるのに、なぜ読まないのか?世の投資家たちは、オレがが思うほど儲けたくないのだろうか。そんな馬鹿な。

それにつけても指数の下落が止まらなくなってきた。

読了指数
今回:-5
合計-19

2010年1月17日日曜日

入:便所で読む

 
5手詰将棋』(高橋道雄、創元社)
地デジ完全ガイド 2010年版―これ1冊でデジタル放送が丸わかり!』(マキノ出版)

新聞に連載された高橋道雄の詰め将棋が解きやすかったので、本を買ってみる。ちなみに、中原誠の詰め将棋はオレには解きにくい。

そして我が家にも地デジの波が。

読了指数
今回:-2
合計:-14

2010年1月12日火曜日

出:デスマですか

 
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない (バンブー・コミックス)』(黒井勇人、岸みきお、竹書房)

プログラムのテストを走らせながら読む。そういう読み方をすると感じが出る。
IT業界、システム開発の現場のデスマーチについては、様々な本が出ているし、聞いたことはあるのだが、見たことはない。体験したことはない。SE向けのメールマガジンなどで「カウンセリング」などの文字を見ることによって推し量るのみだ。現場はひどいんだろうな、と。
そういった現場の様子を垣間見せてくれるのが、この漫画だ。もっとも、実話(多分) を提供した原作者の人柄や、作画家の絵柄によって、本書はなかなか心温まる仕上がりになっている。

プログラミングというのは、他に比べるものがないほど楽しく、人を熱中させるものだが、それは〆切がなかったならばのはなし。仕事になってしまうと、人間関係を含め、ややこしいことがたくさん出てきてつらかろう。
まったく同じことが漫画業界にも言える。奇しくも、作画担当の漫画家のホームページには本作品制作のデスマーチぶりが綴られており、興味深い。
オレの体験を言えば、今まで関わったすべての出版社がブラック会社だ。はやく何とかならないものかと思うのだが、そういうブラックさにあこがれてこの業界に入った面も否定できないのであまり強く文句も言えない。

読了指数
今回:+1
合計:-12

2010年1月4日月曜日

入:貢献

新標準PostgreSQL』(高塚 遙, 松田 亮一, 田中 ナルミ, 吉岡 肇, SRA OSS 日本支社 (監修) 、ソフトバンククリエイティブ)
新釈 現代文 (ちくま学芸文庫)』(高田瑞穂、筑摩書房)
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない (バンブー・コミックス)』(黒井勇人、岸みきお、竹書房)

普段世話になっている出版業界への、新年のささやかな貢献だ。

読了指数
今回:-3
合計:-13